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医療法人 北村皮膚科(八戸市)認定皮膚科専門医  アレルギー専門医 漢方専門医

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【重要】肝斑に対するレーザー治療(レーザートーニング)を始めました。

2026.03.09

複数回トーニングを繰り返すことにより、肝斑の改善が期待できます。

 肝斑は、目尻の下や頬骨に沿って左右対称に現れる薄茶色のぼやっとした色素沈着(シミ)です。30~50歳代女性の3~4人に1人の割合であると言われており、妊娠やピル服用をきっかけに出てくることもあるため、女性ホルモンのバランスが影響しております。この肝斑ですが、シミ治療に汎用されているQスイッチルビーレーザーは照射すると色調が濃くなるので、原則使用できません。当院でシミ(老人性色素斑)に対し使用しているQスイッチYAGレーザーのスポット照射(532nmの波長を使用)でも同様の現象が起きることがあるため、やはり原則使用できません。
 レーザートーニングは、QスイッチYAGレーザーの波長のうち、1064nmの低出力照射により肝斑の原因であるメラニン色素に穏やかにアプローチする治療法です。低出力で広範囲にレーザーを当てるため炎症を起こしにくく、肌への刺激が少ないため、肝斑が悪化するリスクが低いのが特徴です。レーザートーニングは茶色い色素斑(肝斑、シミ)の改善だけではなく、肌質の改善、毛穴の引き締め・肌ハリの改善といった効果も期待ができ、トータル的美肌治療としても注目されているレーザー治療です。
 ただしシミに対するスポット照射と違い、トーニングは即効性がありません。1~3週間間隔で複数回の治療が必要とされています。効果発現は個人差はありますが、3~4回目でくすみが淡くなり、4~5回目で肝斑の色調が薄くなり、肌質が明るくなってきたことを実感することが多いです。
 かつて肝斑に有効なレーザー治療はありませんでした。このQスイッチYAGレーザーは、今までのレーザーでは治療できなかった肝斑に効果を発揮するレーザー治療法です。

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