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医療法人 北村皮膚科(八戸市)認定皮膚科専門医  アレルギー専門医 漢方専門医

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赤ら顔(酒さ)の新たな治療薬について

2026.01.06

高濃度アゼライン酸クリームの取り扱いを開始しました。プラセンタ注射も効果的です。

 酒さとは顔の慢性的な広範囲の赤みで、ほてりやヒリヒリ感、かゆみ、ぶつぶつを伴うこともある皮膚の病気です。酒さの原因はひとつではなく、日光や寒暖差、精神的ストレス、ホルモンバランス、遺伝的素因など、複数の原因が重なって発症・悪化すると考えられています。2022年5月、「ロゼックス®ゲル」に「酒さ」に対する効能・効果が追加されました。ロゼックスゲルは皮膚の炎症を抑えることで、酒さの赤みやほてり感、ヒリヒリ感、ぶつぶつを改善させる塗り薬です。ただ、ロゼックスゲルは刺激感、かぶれが出る薬剤であり、使用継続を断念せざるを得ないケースが多く、悩みの種でした。
 この度、高濃度アゼライン酸クリーム(DRX AZAクリア)の取り扱いを開始しました。「DRX AZAクリア」は、ロート製薬が製造するアゼライン酸を20%配合した医療機関専売のクリームです。アゼライン酸は穀物などに含まれる天然由来の成分で、過剰な皮脂分泌や炎症を抑える働きがあるため、赤ら顔だけではなくニキビの改善にも役立つ製品です。そして効果以外のもう1つのメリットは、比較的刺激感が少ないこと、安全性が高いことです。酒さ治療薬のロゼックスゲル、ニキビ治療薬のBPO製剤(ベピオ・デュアックゲル・エピデュオゲルなど)、アダパレンゲルなどいずれも効果に優れた塗り薬ですが、刺激感やかぶれも多い薬剤です。これらの薬剤が副作用により使用困難な方への治療の選択肢になる薬剤です。穀物由来の製品ですので、妊娠中の方、妊娠希望の方、授乳中の方も安心して使用できます。
 また酒さはホルモンバランス悪化により増悪する病気ですが、そのホルモンバランス調整作用があるプラセンタ注射も酒さ自体への効果が期待できる治療薬です。

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