認定皮膚科専門医 アレルギー専門医 
漢方専門医

医療法人 北村皮膚科(八戸市)認定皮膚科専門医  アレルギー専門医 漢方専門医

0178-43-1325

青森県八戸市根城1-14-15

アクセス

診療内容

花粉症の注射治療

非特異的免疫療法(ヒスタグロビン®+ノイロトロピン®皮下注射)

ヒスタグロビン®+ノイロトロピン®皮下注射

 ヒスタグロビン注射は微量のヒスタミンとヒトのγ-グロブリンを結合させた薬剤です。アレルギー反応を引き起こすヒスタミンに対する抵抗力を高めることで、アレルギー反応を抑制します。またアレルギー疾患に関わりが深い白血球の1つである好酸球を減らして、アレルギー症状を和らげます。

 ヒスタグロビンは「非特異的免疫療法(減感作療法)」に位置付けられ、特定のアレルゲンに限定されず多様なアレルギー症状に対応できます。すなわち花粉症の症状だけでなく、ダニ・ハウスダストなどによる通年性アレルギー性鼻炎や気管支喘息、アトピー性皮膚炎、慢性蕁麻疹、慢性湿疹など、様々なアレルギー症状の改善に効果が期待できます(実際に、これらの疾患に保険適応があります)。花粉症の時期にアトピー性皮膚炎が同時に悪化する方、目の周りを掻き過ぎたり鼻をかみ過ぎたり、花粉自体が直接顔に触れることにより、花粉症の時期に顔にかゆい赤み(湿疹)が頻回に出る方にはより良い治療法です。

 当院では同じくアレルギー性鼻炎に保険適応のあるノイロトロピン注射と一緒に投与し、その相乗効果を期待しております(効果には個人差があります)。なお、このノイロトロピン注射には「腰痛症」、「頸肩腕症候群」「症候性神経痛」という適応症もあります。腰痛や首・肩・腕の痛み・しびれ、神経痛などをお持ちの方にはそちらの症状に対する改善も期待できます。

治療スケジュールと費用

 成人の場合、ヒスタグロビン+ノイロトロピンをそれぞれ1回1バイアル、週1~2回の頻度で計6回(よって計3~6週間)投与します(これを1クールとします)。通院が困難な場合は効果が不十分になってしまうため、毎週通院できる方が対象となります。保険が適用され、再診の場合、3割負担で1回あたり900円程度の費用となります。
 効果が十分に現れない場合には、さらに1クールの注射を追加で行います。この場合、1回投与量を2バイアルに増量し投与することも出来ます。効果が現れたらそれを維持するため、3~4ヵ月に1回の注射を反復する場合があります。

  • 効果発現までに3~4週間かかるため、花粉症シーズンが始まる約1ヶ月前から投与する場合もあります。もちろん、花粉症の症状が出てからの投与開始でも問題ありません。
  • 月経直前もしくは月経中の方は一時的にアレルギー症状が強まってしまうことがあるため、投与を避けるべきとされております。妊娠中の方には投与できません。
  • 生ワクチン(麻疹・風疹・おたふく・水痘ワクチン)の効果獲得に影響を与える可能性があるため、ヒスタグロビンを打った後に生ワクチンを接種する場合は最低3ヵ月間隔を空ける必要があります。また、生ワクチン接種後にヒスタグロビンを打つ場合は最低2週間の間隔を空ける必要があります。
  • ヒスタグロビンは生体由来のため感染症のリスクがある薬剤として特定生物由来製品の指定を受けています。しかし発売以来、現在までウイルス性肝炎やHIV、変異型クロイツフェルド・ヤコブ病などの感染症の報告は1例もありません。なお、ヒスタグロビン投与後3ヶ月は献血ができません。

プラセンタ注射

 プラセンタには、免疫力を高めたり、アレルギー反応の原因となる「IgE抗体」の働きを抑えたり、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンの放出を抑制する作用があることが臨床的に確認されています。また自律神経・ホルモンバランスの調整作用もあり、体の調子を整えることでアレルギー症状の改善につながると考えられています。プラセンタのこれらの作用により、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみといった花粉症のつらい症状が軽減されることが期待できます。
 またプラセンタはヒスタグロビン同様、アトピー性皮膚炎にも効果がある薬剤です。花粉症の時期に一致してアトピー性皮膚炎も悪化する方には適した治療法です。
 もちろんプラセンタですので、美白・美肌効果やアンチエイジング効果もあります。

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