問診票を書いてもらった後、医師の診察があります。診察時、ダーモスコピーを用いて頭皮や毛髪の状態、円形脱毛症が無いかなど、視診します。
びまん性脱毛は先のページに挙げた全身性疾患(基礎疾患)が原因となることがあります。採血にて甲状腺ホルモンの数値、抗核抗体、血中の鉄や亜鉛の濃度などを確認します。基礎疾患が疑われた場合、それぞれの専門の科へ紹介し、更なる検査と治療をお願いすることがあります。基礎疾患がある場合、その疾患の治療を行わないと脱毛症も改善して来ないことが多いです。
2週間以上間を空けてから再診頂きます。血液検査の結果を説明し、今後の治療法を提案します。基礎疾患が無い女性型脱毛症(FPHL)であり、この回から別ページ記載の治療(ルグゼバイブ内服、ミノキシジル外用)が開始となる場合、この回から自費診療となります(薬剤費の他、自費診療としての初診料3,300円、再診料1,100円が別途かかります)。