認定皮膚科専門医 アレルギー専門医 
漢方専門医

医療法人 北村皮膚科(八戸市)認定皮膚科専門医  アレルギー専門医 漢方専門医

0178-43-1325

青森県八戸市根城1-14-15

アクセス

診療内容

肝斑に対するレーザートーニング

 肝斑は、目尻の下や頬骨に沿って左右対称に現れる薄茶色のぼやっとした色素沈着(シミ)です。30~50歳代女性の3~4人に1人の割合であると言われており、妊娠やピル服用をきっかけに出てくることもあるため、女性ホルモンのバランスが影響していると言われています。洗顔時に肌を強くこすったり紫外線により悪化することがあります(よってSPF50+、PA++++といった性能の優れた日焼け止めを使ってもらうことが必須です)。
 この肝斑ですが、シミ治療に汎用されているQスイッチルビーレーザーは照射すると色調が濃くなるので、原則使用できません。当院でシミ(老人性色素斑)に対し使用しているQスイッチYAGレーザーのスポット照射(532nmの波長を使用)でも同様の現象が起きることがあるため、やはり原則使用できません。
 レーザートーニングは、QスイッチYAGレーザーの波長のうち、1064nmの低出力照射により肝斑の原因であるメラニン色素に穏やかにアプローチする治療法です。低出力で広範囲にレーザーを当てるため炎症を起こしにくく、肌への刺激が少ないため、肝斑が悪化するリスクが低いのが特徴です。
 かつて肝斑に有効なレーザー治療はありませんでした。このQスイッチYAGレーザーは、今までのレーザーでは治療できなかった肝斑に効果を発揮するレーザー治療法なのです。

 このレーザートーニングの効果としては、以下のことが期待できます。

  • 茶色い色素斑(肝斑、シミ)の改善:微弱なレーザーでメラニンを少しずつ破壊し、排出させます。メラノサイトの活性を抑制する効果もあります。これらの作用により肝斑を徐々に薄くしていきます。またシミ(老人性色素斑)にも効果を呈します。
  • 肌質の改善:肌のターンオーバーを促進し、トーニングのスポット径が大きいため目や口の周り・小鼻など凹凸のある部位への照射もムラなくできるため、くすみや色ムラを改善して、キメの整った明るく透き通るような肌へ導きます。
  • 毛穴の引き締め、肌ハリの改善:波長の長いトーニングのレーザー光は真皮層まで作用するためコラーゲン生成を促し、毛穴の引き締め、肌のハリをアップさせます。

よって、肝斑だけでは無く、トータル的美肌治療としても注目されているレーザー治療です

 治療後にうっすらと赤みが出ることがありますが、数時間後には治まります。かさぶたができたり内出血になることはほぼ無く、シミに対するスポット照射と違いテープや軟膏でのアフターケアは不要です。よって施術を受けた翌日から化粧ができることが多いです。ダウンタイムがほとんど無いというメリットのある治療です。
 ただしシミに対するスポット照射と違い、トーニングは即効性がありません。1~3週間間隔で複数回の治療が必要とされています。効果発現は個人差はありますが、3~4回目でくすみが淡くなり、4~5回目で肝斑の色調が薄くなり、肌質が明るくなってきたことを実感することが多いです。逆に言うと1~2回目まではあまり変化が無いことが多いです。また5~6回ほど行いあまり変化が無い場合にはそれ以上継続しても効果が得られない可能性が高く、その時点で終了としても構いません。よって、トーニングの回数はひとまず5回前後を目安に始め、5~10回で1クールとしています。
 効果を実感し治療継続を希望された場合には、1~2ヶ月に1回ほどのペースで効果維持のためトーニングを継続する場合もあります。但し7月・8月は紫外線の強い時期でトーニングの効果も格段に落ちるため、この時期にはトーニングは原則行いません。

レーザートーニングの流れ

  1. 前もって当院ホームページを見ていただき、トーニングの適応、効果、頻度、料金などにつき御確認下さい。
  2. 看護師の問診時、肝斑であればトーニングの希望があるか無いかを申告して下さい。肝斑が無くても肌質改善や毛穴引き締め、肌ハリ改善目的にトーニングを受けたい場合、その旨を申告下さい。肝斑が無くとも治療は受けられます。
  3. 医師が皮膚の状態を観察し、シミ(老人性色素斑)か肝斑か、もしくはその両者が混在しているかを確認します。
  4. メラノサイトの活性をできるだけ抑えた状態でトーニングを開始するため、トーニングを行う1~2ヶ月前よりトラネキサム酸・シナール(ビタミンC)・トコフェロールニコチン酸エステル(ビタミンE)の内服とハイドロキノン等の美白薬による外用のプレトリートメントを行ってもらいます。週1-2回のプラセンタ注射の併用も効果的です。
  5. 1~2ヶ月後に再診いただき、医師からトーニングについて説明があり、同意書に署名いただきます。そして、トーニング開始日を予約します。また看護師からスキンケアの指導があります。遮光(日焼け止めの常用、帽子・日傘等の使用)、洗顔方法(泡洗顔、摩擦なしの洗顔)、刺激を避ける(メイク・スキンケア時に強く擦らない等)、についてです。

料金(税込)

レーザートーニング(肝斑など)

全顔
1回:22,000円
5回:96,000円
両頬部
1回:15,000円
5回:64,000円

※5回セット価格の方が1回ずつ受けられるよりかなりお得ですが、途中で中止されても返金はできません。

  • 上記金額の他に、初診料3,300円、再診料1,100円(いずれも税込)などが別途かかります。
  • 治療は完全予約制です。プレトリートメントを行った後の再診日に下記曜日・時間で予約をお取りしております。
  • トーニング時の痛みは軽度であり、通常は照射前後のクーリングのみで対応可能ですが、痛みに弱い方には麻酔のクリーム(エムラ®クリーム 5g1本;2200円(税込))をご用意しております。当院来院の30分~1時間ほど前に、ご自宅で洗顔後に顔面全体(もしくは頬部全体)に塗布して下さい。
火曜日
15:00~
  • 治療前、治療後の半年間程度は患部の日焼けは極力避け、日焼け止め(サンスクリーン製剤)と美白剤(ハイドロキノン製剤)のご使用をお勧めします。トラネキサム酸・ビタミンC・ビタミンEの飲み薬もこの間は継続が望ましいです。
  • 同意書取得日に施術日を決めず、御本人の希望で後日お電話にて施術日の予約を取る場合、あるいは一度決めた施術日を変更する場合、1回あたり1,100円(税込)の料金を後日頂きます。
  • 施術自体のキャンセルの場合、キャンセル料3,300円(税込)を、また当日の無断キャンセルの場合は5,500円(税込)を次回来院時に頂きます。なおキャンセル料をお支払い頂けない場合、次回の施術を受けることができませんのでご注意下さい。

診療内容へ

TOP